健康を願う患者様へ

食事の基本

まず1食の基本は、主食・主菜・副菜をそろえることからはじめましょう。
プラス間食や食後に牛乳と果物を組み入れるといろんな食品をバランスよく摂れます。

■食習慣についても3原則を守りましょう
1. 1日3回、規則正しく。
2. よく咀嚼して、最低20分を食事時間にかけましょう。
3. 夜遅くの飲食はやめましょう。

アルコール摂取の基本

アルコールの飲み過ぎには注意しましょう!
厚生労働省が定めた「節度ある適度な飲酒」とは、1日平均純アルコールで約20g程度です。

1.お酒を飲むときは、時間をかけてゆっくりと。
2.週に2回は休肝日を作りましょう。
3.純アルコール約20g程度を主なお酒に換算すると...
  ・ビール:中瓶(500ml)1本
  ・清酒:1合(180ml)弱
  ・ウイスキー・ブランデー:ダブル (60ml)程度
  ・焼酎(35度):0.4合(72ml)程度
  ・ワイン:2杯弱(200ml)

運動の基本

健康づくりのための運動とは息切れするようなものではなく、話をしながらでも楽にできる「早歩き」のような運動をさします。
このような運動は特別に時間をつくらなくても、生活の中で無理なく継続して行うことによって安全で効果的な健康づくりができます。

1.歩くことからはじめよう
2.1日30分を目標に
3.息がはずむ程度のスピードで

※体調が悪いときは無理をしないようにしましょう。

睡眠の基本

質のいい(熟睡)睡眠を適度(7~8時間)に取ることは健康に過ごすための基本条件です。
ただし、必要とする睡眠時間には、個人差があります。睡眠時間の基準は、起きたときに心身ともにすっきりとリフレッシュできているかどうかです。

1.就寝前の食事や飲酒をひかえる
2.適度な運動をする
3.寝る2時間前に入浴する

心の健康

適度なストレスは心の良い刺激となりますが、過剰なストレスは健康を損なう原因にもなります。
ストレスを解消する方法を自分なりにみつけましょう。

1.趣味を作る
職場や家庭などの立場を離れることできる別の世界(趣味など)をもちましょう。旅行に出るなど日常を脱するのも効果的です。

2.適度な運動をする
散歩やスポーツだけでなく、新しい経験や出会いの機会を積極的にもちましょう。

3.人と話す
愚痴、ぼやきも言い合える話し相手を持ちましょう。日記に書くのも一つの方法です。