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  • 2024.05.10 傷寒論 太陽病中篇 第四十七條

    發汗後水藥不得入口爲逆若更發汗必吐下不止。 發汗後、水藥口に入るを得ざるを逆と爲す、若し更に汗を發すれば必ず吐下止まず。 發汗後、水や藥が口から入らないのは逆とする、若し更に發汗させると、必ず吐下が止まらなくなる。

  • 2024.05.09 傷寒論 太陽病中篇 第四十六條

    發汗後飮水多必喘以水灌之亦喘。 發汗後、水を飮むこと多ければ必ず喘す、水を以て之に灌ぐもまた喘す。 汗を發して、陽氣を少なくしてしまった場合に、水をたくさん飮んでしまうと、肺を冷やして喘が出るようになってしまう。また水であつがっている時(發汗時は体があつくなる)冷めたい水で身を冷やしても...

  • 2024.05.08 傷寒論 太陽病中篇 第四十五條

    未持脈時病人手叉自冒心師因敎試令欬而不欬者此必兩耳聾無聞也所以然者以重發汗虛故如此。 未だ脈を持たざる時病人手叉し自から心を冒ふ、師因って敎へて試みに欬せしめしに欬せざる者は此れ必ず兩耳聾して聞こゆる無きなり、然る所以の者は重ねて汗を發したるを以てかくの如し。 醫師が來て、病人のところに...

  • 2024.05.07 傷寒論 太陽病中篇 第四十四條

    中風發熱六七日不解而煩有表裏證渴欲飮水水入則吐者名曰水逆五苓散主之。 中風發熱六七日、解せずして煩し表裏の證あり、渴して水を飮まんと欲し水入れば則ち吐する者は、名づけて水逆といふ、五苓散之をつかさどる。 風にあてられて熱が出、六、七日目になっても治らずに苦しがり、表の證も裏の證もあって、...

  • 2024.04.30 傷寒論 太陽病中篇 第四十三條

    傷寒汗出而渴者五苓散主之不渴者茯苓甘艸湯主之。 傷寒汗出でて渴する者は五苓散之を主どる、渴せざる者は茯苓甘艸湯之を主どる。 寒に侵されて發熱し、汗が出て咽が渇く者は、五苓散が主治します。發熱して汗が出て、咽の渇かないものは、茯苓甘艸湯が主治します。