8/14~8/18までお盆休みを頂きます。

こんにちは~!もうすぐお盆休みですが、皆様お元気ですか~??ヽ(≧▽)ノヾ(▽≦)ノ

ふたば薬局では8月14日(水)~8月18日(日)まで夏季休暇を頂きます。
お休み中にお薬の無くなってしまう方! 今話題の「塩すいか飴」を買っておきたい方!
お早目のご来局をお待ちしております。

私、藤田は来月の試験に向けて勉強中ですが、勉強が進むにつれ
「薬を開発した人って凄いなぁ~」「人間の体って良く出来てるなぁ~」と感心してしまいます。

そして、以前から不思議に思っていたのですが、「カルシウム拮抗剤を飲んでいる人が何故カルシウム摂取を避けなくても良いのか?」という疑問が解決したのでご紹介します~♪

カルシウム拮抗剤というのは血圧を下げるお薬で、窓口でお薬を渡す時に「グレープフルーツジュースを飲まないで下さいね」といわれるお薬です。
「カルシウム拮抗剤」という名前から、私と同じように「じゃ、カルシウム食べなきゃいいのね?」と思われた方もいるはず(??)ですが、なんと逆にカルシウムは摂ったほうが血圧は下がるそうです~Σ(゚Д゚;ガーン

血管の壁は、平滑筋という筋肉の層で覆われていますが、この筋肉の細胞内にカルシウムが入ると血管が収縮し、血圧が上がります。
カルシウム拮抗剤は、この細胞のカルシウムチャンネルにくっつき、細胞内にカルシウムが入るのを抑える薬です。

カルシウム自体の量を減らしたり、体内で働かないようにするものでは無かったんですねぇ~。

そして私が以前考えていた「カルシウムで血管収縮するのなら、食べなきゃいいのね?」という疑問ですが、
人間の体は実によく出来てます! カルシウム不足になると脳がそれを察知し、「ある所から取っちゃえ!」と骨に蓄えられたカルシウムを放出してしまいます。
そして、この骨から出てきたカルシウムは細胞内に入り込みやすい為、血圧が上がってしまうんですね~。

骨がスカスカになった上に血圧も上がったら大変です。しっかりバランスの整った食事をしましょう!
カルシウム拮抗剤を飲んでいてもカルシウムを食べて大丈夫です!(ご存知ですよね(~∇~;))
この薬を開発した人は凄いなぁと思うのですが、血管壁や心筋などの血圧を上げる可能性のある細胞にのみカルシウムが入り込むのを防ぎ、小腸からの吸収は阻害しません。なので、骨にはキチンと届くってことですね~。

ふたば薬局では美味しく食べられる「カルシウムウエハース」等も置いてますので是非ご利用くださいねっ♪

ただし現在、骨粗鬆症などで薬物治療を行っている方はカルシウムの摂りすぎになる場合も御座いますのでご注意ください。

それでは皆様、楽しい夏休みをお過ごしください~o(゚▽^)ノシ♪
事務 藤田