10/30(木)もっちり麦試食会を開催します♪

皆様こんにちは~! ちょっとご無沙汰してしまって申し訳ありませんでした~。

さて、ふたば薬局では10月30日(木)に「もっちり麦試食会」を開催します!
処方箋が無くても、気軽に食べにいらして下さいね♪
炊き込みご飯が絶品です! あ、炊き込みご飯の元は売ってないんですが・・(|| ̄▽ ̄)大麦って、こんなに美味しかったのぉ~?とびっくりされると思いますよ~。

さて今日は、除菌、滅菌のお話をしたいと思います~(*^。^*)
ふたば薬局では、シロップや軟膏容器の代金を1個につき50円頂戴していますが、たま~に、「きれいに洗ってきたので容器はこれに入れて下さい」とお持ちになる患者様がいらっしゃいます。
ホントに見た目、とってもキレイに洗われて・・私達の気持ちとしては、お持ち頂いた容器を使いたいのですが、「滅菌処理」された容器にお薬を入れてお渡ししていますので、大変申し訳ないのですが再利用はお断りさせて頂いてます。

滅菌と言うのはすべての菌(微生物やウイルスなど)を、死滅させ除去することで、日本薬局方では微生物の生存する確率が 100万分の1以下になることをもって、滅菌と定義しています。
一般のご家庭では不可能な処理です。軟膏を塗ろうとして指を直接入れたりすると、もうすでに菌が付いてしまった状態になりますので、軟膏をとる時もへらなどを使って必要な量だけを取り、なるべく早くお薬を使い切るようにお薦めしています。
シロップなども、原液でなく水で薄めたりした場合、日持ちしません。ふたを開けて空気に触れた瞬間から「滅菌」状態ではなくなります。

昨年、クレベリン等の除菌商品が誇大広告をしていると話題になりましたね~。「99%除菌」とCMで言っていましたが、どの辺を99%除菌したのか?ショッピングモールなど、広い所でも99%なのか、曖昧だったため問題になりました。
除菌とはそもそも限られた空間に含まれる微生物の数を減らし、清浄度を高めることをいう、とされています。
学術的な専門用語としてはあまり使われていない言葉ですが、法律上では食品衛生法の省令で「ろ過等により、原水等に由来して当該食品中に存在し、かつ、発育し得る微生物を除去することをいう」と規定されています。
いろいろな商品で、この性能を表示されていますが、限られた範囲内で、出来るだけ菌を減らす事だと考えて良いと思います。

消毒も殺菌も、薬事法の用語です。一般に「消毒殺菌」という慣用語が使われることもあり、消毒の手段として殺菌が行なわれることもあります。
物体や生体に、付着または含まれている病原性微生物を、死滅または除去させ、害のない程度まで減らしたり、あるいは感染力を失わせるなどして、毒性を無力化させること、をいいます。

その他、抗菌消臭など・・色々な商品が出回っており、悩みますよね~。私もついつい「抗菌コート加工」などと書いてある商品を見ると、何も書いてないものよりもそちらを選んでしまいます(-д-;)
日本人はキレイ好きですから、こだわりますが、病気で体力が弱っている状態でなければ免疫がありますのであまり「無菌状態」にこだわらなくても大丈夫だと思います。
ふたばでは、滅菌処理容器を使っていますが、私が以前に勤めていた他の薬局では滅菌容器ではありませんでした。
ですから、滅菌容器で50円は安いと思います。引き続きご負担はご了承お願い致しますm(_ _)m

10月30日(木)9時半から18時まで! もっちり麦ご飯をご用意して皆様をお待ちしています!!
キチンと消毒して、直接手で触らない状態でおにぎりを作ってお待ちしていますので、お気軽にご来局下さい(*^▽゚)v

登録販売者 藤田