新型コロナワクチンの集団接種のお手伝い

薬局長のサトルです。

5月より薬局がお休みの日は
毎週ファイザー製の新型コロナワクチンの
希釈と充填のお手伝いをしております。

実は皆さんにワクチンを接種する際の針とシリンジ(注射筒)は
私がお手伝いしている中で4回変わりました。
(接種会場によって違いはあると思います)

初期の頃の針とシリンジは一本のワクチンバイアルから
5本(5人分)しか採れませんでしたが、6月初旬頃から6本採れるシリンジになりました。

ただ先日まではとても扱いやすく、気泡もほとんど入らない針とシリンジだったのですが…
先週の土曜日にお手伝いに行ったら、また針とシリンジが変わっておりまして動揺を隠せませんでした。

実はこの変更はニュースでも話題になっているのですが、
これが大変扱いづらいモノとなっております(汗

https://mainichi.jp/articles/20210619/k00/00m/040/167000c

これまでのシリンジより太く、大きな泡が入りやすいため、
この泡を抜き取るために
これまでの3倍時間がかかりました…
そして押し子の部分がやたら硬いため、余計な力が入ります。
接種される医師および看護師の方もこれは大変な負担かと思います。

接種人口を急速に増やすため、
資材がなくなっているという理由は仕方ないとは思いますが、
国内にもシリンジや針を製造している優良なメーカーが
ある事ですし、安心してワクチンを打って頂くためにも、
何とかしてもらえないものなのかと思ってしまいます。

一日も早く、コロナが終息して日常生活が戻る事を祈るばかりです。