熱中症対策アイススラリーについて
薬局長のサトルです。
滋賀県の新型コロナ新規感染者数もついに160名を超えてしまいました(8/11時点)。
非常に感染力の強いデルタ株の感染者数も徐々に増えており、日々の感染対策が益々重要になってきております。
いつどこで感染するか分からないため、人が集まるところに向かうのは避けた方がいいでしょう。
さて、コロナも気になるところですが8月に入って暑い日も続いておりこの時期に怖いのは熱中症による体調不良です。
皆さま熱中症の対策はどのようにされていますでしょうか。
スポーツ選手は熱中症対策としてプレクーリングを行っています。
プレクーリングとは運動等の前に予め身体を冷却しておくことで、高温下での運動による体温の上昇を抑え熱中症を予防します。
スポーツ選手の場合は手や足や首などの部位を氷や水などで予め冷やすなどして対策する事が多いですが、
運動等ではなく外でお仕事されている方やお子様が普段それを実施するのはなかなか難しいと思います。
そこで最近、注目されているのはアイススラリーの摂取によるプレクーリングです。
アイススラリーとは簡単に言えば氷と水のシャーベット状のもので、まだ店頭で取り扱っている店舗は少ないようですが、
これをスポーツや仕事の前に摂取する事で体の表面からではなく、体の内部の温度(深部体温)を下げてくれます。
アイスボックス(森永製菓)のような氷菓子にスポーツドリンクなどの飲み物を入れてシャーベット状にする事でもアイススラリーは作成できます。
私も炎天下の外にいる時はこれを摂取したところ、暑さでへばっていた身体が回復して楽になりました。
アイススラリーはご家庭の製氷機で自作する事もできます。
作成方法はネットで検索すると色々出てくるかと思いますが、
スポーツドリンクで作った氷と液体を2:1の割合で入れてミキサーなどで攪拌する事で作成できます。
暑い中でお仕事や運動をされている方は、是非あらかじめアイススラリーの摂取によるプレクーリングで熱中症に備えて下さい。