烏梅

「梅は媒であって衆味を媒合する」といわれています。
衆味は五味とも解釈でき、梅は五味の働きを調整すると
理解できます。
昔は食酢がなかったので塩と梅酢を混ぜて調味料を作り、
お量によって量の多少で味加減していました。
これが「塩梅:あんばい」ですね。
梅には五味を調和する作用があるということです。

梅酢は夏の下痢に、梅干しに砂糖を加えて熱いお茶を注げば
咳や頭痛に用いられ、梅は料理だけでなく健康にも大いに役立ちます。

生薬として「烏梅」があります。

漢方処方として「烏梅丸」駆虫薬があります。

梅は「食毒」「血毒」「水毒」の三毒を絶つことができるので
是非、日々食べるようにしてみてください。

今回はメディセオ様の資料より引用しています