熱や炎症性の風邪に

コロナによる症状は
主に、咳、熱、筋肉痛、下痢など風邪症状に似ています。

そんな中、熱があるとか、
体のどこかの部分に炎症がある場合は

「銀翹散」という処方が適している可能性が高いです。
日本では保険では認可されていませんので
一般医薬品の購入と同じ扱いです。

イスクラでは「天津感冒片」となります。

日本では風邪症状には「葛根湯」がよく出されます。

適応が肩こり等もあるため、長期間処方される先生もたまに
おられます。
しかし基本、「傷寒論」という三国志時代に編纂された書籍に
掲載された処方。
つまり、戦国時代。その場ですぐに治療が必要な人に
対して作られた処方が多い内容です。

そのような薬を漫然と飲むことはあまりオススメしません。

漢方薬は基本その方の「証」に応じて変更するものです
同じ処方をずっと使うのは不適切なこともあります。

それに対して中国では銀翹散がよく処方されます。
江戸時代に入り、確立された「温病条弁」という書物に
編纂された処方となります。
残念ながら日本はその頃は鎖国時代。
その重要な知識は入ってこなかったようです。

金銀花(きんぎんか)や連翹(れんぎょう)をはじめとする10種類の生薬が、抗菌・抗ウイルス作用・抗炎症作用に効果を発揮すると言われています。

熱・喉が痛いなどの症状が出たら、その商品をお試しください