外部勉強会に参加

2月7日(日)外部勉強会に薬局から2名参加してきました。

狭間先生の勉強会で、タイトルは、「地域包括ケアと「薬局 3.0」~診療報酬改定を踏まえて~」です。

現在の薬剤師は、フォーカスが「早く、正しく、最適な形で薬を準備し、その薬についての情報を伝えて薬を渡す」ということにある。しかしながらこれからの薬剤師は、患者の疾病の治癒を目的に、薬物治療の最適化に何ができるかをということが求められる。たとえるなら健康の回復というゴールに向かって走るランナーとしての患者を支え、教え、導く“コーチ”という役割であると話されていました。
また、薬剤師は、薬を出すまでの仕事をするのではなく、出した後の患者の状態を薬学的にチェックも合わせて行うことで、前回処方の妥当性を評価し、必要に応じて次回処方前に情報提供・ディスカッション等することで薬物治療の適正化を目指すべきであり、このことにより「POLYPHARMCY」などの問題を解決するための支援ができるのではないか。 とも話されていました。

実際自分たちの薬局においても35日分以上の薬がいっぺんに調剤されている患者さんをピックアップし、服薬期間中に電話等での服薬管理を行えないかの取り組を始めたところでもあり、方向性は間違っていなさそうだと感じました。