寒露(かんろ) 短い秋の夕暮れどき

二十四節気暮らしの健康カレンダー
今日10月8日は寒露(かんろ)。朝晩がめっきり冷え込んで草に落ちる露も冷たく感じる季節になりました。

「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」という言葉があるように、秋の落日はあっという間に日が暮れます。「釣瓶」は今では馴染みがないですが、井戸の水を汲み上げるのに使われる桶に縄をつけて滑車にかけたもの。その釣瓶が井戸にすばやく落ちることからこの言葉が生まれました。

秋の夕暮れの短いひととき、ちょっと立ち止まって茜色に染まる空を見上げ、秋の深まりを感じてみませんか?