脳梗塞 あなたは大丈夫?

脳卒中は、脳の血管がつまったり、破れたりして、その先の細胞に栄養が届かなくなって、細胞が死んでしまう病気です。
一時的な半身のマヒや手足のしびれ、ものが二重に見える、ちょっとの間、言葉が出てこなくなったりといった前触れが先に起きていることもあります。これは脳の血管が一時的に詰まるために起こるもので、これに気づくと大きな発作の前に治療をすることも出来ます。
でも気づかないことも少なくありません。そのままにしておくと、本格的な発作が起きてしまうことがあります。だから、前触れに気付くことと、気付いたら治療することが大切です



これらの症状は脳梗塞の前触れかもしれません
・片方の手足・顔半分のマヒ・しびれが起こる
・ロレツが回らない、言葉が出ない、
 他人の言う事が理解出来ない
・片方の目が見えない、物が二つに見える
 視野の半分が欠ける
・力はあるのに、立てない、歩けない、
 フラフラする

★脳梗塞にかかりやすいかどうかをチェック!
★脳梗塞予備軍かどうかをチェック!

★脳梗塞の種類
 「脳梗塞」は、脳の血管が細くなったり、血管に血栓(血のかたまり)が詰まったりして、脳に酸素や栄養が送られなくなるために、脳の細胞が障害を受ける病気です。
脳梗塞は詰まる血管の太さやその詰まり方によって3つのタイプに分けられます。症状やその程度は障害を受けた脳の場所と範囲によって異なります。

★脳梗塞の診断方法
 脳梗塞の診断と治療は一刻も早く
脳が正常に働くためには十分な血液の流れが必要ですので、脳梗塞に
対してはできるだけ早く治療を開始して血液の流れを良くすることが重要です。
ですから病院では、1分でも早く、検査と治療を始めることを心がけています。
脳梗塞の診断では、頭部のCTやMRIの撮影、胸部のX線撮影、血液検査など
の臨床検査、心電図、内科的や神経学的な診察を急いで行います。

★脳梗塞の対処方法
 いざという時、あなたはどうする?

発作時にどのように対処するかで、その後の経過も変わってきます。
いざという時にあわてないために、適切な対処法を覚えておきましょう

■発作を起こしたらーすぐに救急車を呼ぶ
周囲の人が脳卒中と疑われるような発作症状を起こした場合は、
あわてずおちついて行動することが大切です。すぐに救急車を呼んで
専門医のいる病院へ搬送してもらうことが大切です。「救急」である
ことを伝え、現在地や患者さんの性別、年齢、意識の状態や症状など
を説明します。いずれにしても「しばらく様子を見よう」というのは
禁物です。一刻も早く専門の医療機関を受診するようにしてください。

■救急車が来るまでにー適切な場所に寝かせる・症状をメモしておく
交通量の多いところや直射日光の当たる場所で発作を起こした場合は、救急車が到着するまでの間に安全で日陰の多い場所に移します。患者さんに意識があっても、自分で立たせると、症状が悪化する危険性があるため、避けてください。そして衣服やベルトを緩めます。吐き気がある場合は、あお向けではなく、横向きに寝かせると、吐いた物で気道がふさがれる心配もありません。また症状をメモしておくと、受診先の医師などに、要領よく説明できるでしょう。

☆詳しくは店頭配布のパンフレットまたは左記「病気に関する情報~成人病」をご覧ください