最後の晩餐。

こんにちは^^
突然ですが、今日が最後の夜ご飯になるとしたら
みなさんは何を食べたいですか?

先日NHKのクローズアップ現代で「“人生のディナー”を召し上がれ」
という特集がありました。
大阪にある末期がん患者の入居するホスピスでは週1回
その入居者の方が希望する食事を提供する試みをされている
というものでした。

「食べることは生きること」。
がんを患い、うまく食事が摂れなくなっても
「妻と食べたすき焼き」「若いころに食べたバッテラ」などなど
普段は口にできないけど、食べたいものを挙げられていました。
そしてリクエスト食の背景には必ず、
その方たちの思い出が付随していることに心を打たれました。

わたしたちが日常生活の中で当たり前にしている「食事」。
この番組を見て「食べること」が命を作っていくことであり
「食べること」とともに作る思い出がその食事をさらに
おいしいものにしているのだと感じました。

食が豊富になり、いつでも食べたいものを食べることができる現代。
でもそれが最後の食事になるとしたら、
本当に満足できるでしょうか。
改めて、食べることができる健康体に感謝し、
一回一回の食事・食べ物に感謝をこめて
「いただきます」を言っていきたいと思います。