~名古屋市立大学薬学での勉強会②~

■10月2日(日) ■ 会場:名市大 ■ ブログ:薬剤師すずき

第32回名古屋市立大学薬学部卒業後教育講座10月期に行ってきました。
■1限目■『在宅医療を支援する病院の役割、倫理判断支援チームの役割』国立長寿医療研究センター 医師 西川先生の講義です。
10年先が高齢化のピークとなります。高齢者を支える医療が必要不可欠で、在宅医療の重要性が増す時となります。
西川先生のみえる病院での在宅医療の現状と今後の課題についてお話ししてくださいました。
どのように最期を迎えるのかという本人の意思、その意思をくむために家族のできること、医療現場の人間ができること。そこに薬剤師が関わっていけたら…。
自分にも身近で、家族の立場、薬剤師の立場から、知り考え思う事の多いお話しでした。

■2限目■『顎口腔領域のインプラントと再生医療について』名古屋市立大学大学院渋谷教授の講義です。
1952年チタンと骨の結合を発見し、現在の歯科インプラントとまで発展してきたそうです。インプラント埋入した症例、PRF(多血小板フィブリン)による骨の形成という再生医療とインプラント埋入の症例など、なかなか知る機会のないお話しで、勉強になりました。