『運動ケア講座』講座に参加してきました!
クラスA アカデミークラブ 『運動ケア講座』
in メディセオ 東京本社
(株)ルネサンス シナプソロジー普及会
郷間 加奈子 氏
■日時:2017年8月6日(日)10時~16時
☆☆☆日常生活へ寄与する薬局へ☆☆☆
健康管理、アドバイスのできる地域のコミュニティの場として。そんな未来薬局を。
健康日本21(第2次):国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な事項に、身体活動・運動があり、厚生労働相が推進。そこで、薬局ができることとして、健康への関心を高め、人と人とをつなぐ場となること。
生活習慣病の予防、生活の質の向上、健康寿命の延伸へ。
・・・・・メディセオ 柄澤様より
【運動について】
運動に対して高齢者では、生活の中に活発に取り入れている方とまったく無縁である方の二極性。
薬局に来る人は、何かしら病気があり、障害を持つ方もいる。そんな方々へのアプローチの仕方とは。
まず、人体の構造についての講義をうけました。
運動指導の手順を学び、実践。人体の構造と運動との関係を、体を動かしながら実感させ、必要性の認知へ。
無理のない継続できる身体活動を!介護予防への取り組みとなる。
※身体活動=運動(体力の維持・向上を目的として実施)+生活活動(日常生活を営む上で必要な労働や家事に伴う活動)
常に体を動かしていない人には、座ったままの深呼吸から。
深呼吸するだけでも、こんなに筋肉動かしているんですよー、歩けばもっとたくさんの筋肉が動いてとてもいい運動になるんですよ~。犬の散歩でも、お買い物でもいいですよ、歩いてみましょうね。いつも歩くより、歩数を増やしてみましょうね~・・・みたいな。
なかなかただ運動しましょうね! といってもなかなかですよね。
いろんなアプローチの仕方でまずは興味をもってもらうことが大事だな、と思いました。
【シナプソロジー普及員養成講座】
脳を活性化するためのプログラム。脳のしわや重さより脳内ネットワークが重要。脳への適度な混乱、刺激で脳の目覚めへ。
シナプソロジーの基本を学び、自分の脳へ刺激しながら実践。
シナプソロジーはカンニングOK、間違えたってOK。とにかく楽しく笑顔で継続できるということが一番。
『言語じゃんけん』やってみよ~
まずは、やり方から覚えますよ。
①「じゃんけんぽん」でじゃんけんをしてみましょう。
~じゃんけんぽん、じゃんけんぽん・・・
②じゃんけんで勝った手の形「グー」✊「チョキ」✌️「パー」✋を声に出してくださいね〜
③あいこのときは、両手でくちを押さえましょう
これが基本の動作になります。一度やってみますよ。さぁいきます。
〜じゃんけんぽん、じゃんけんぽん・・・
★スパイスアップ1です。声に出す言葉がかわりますよ〜。
声に出す言葉をグーは「石」、チョキは「ハサミ」、パーは「紙」に変えてみます。
〜じゃんけんぽん、じゃんけんぽん・・・
★スパイスアップ2です。また声に出す言葉をかえてみますよ〜。
グーは「ロック」、チョキは「シザーズ」、パーは「ぺーパー」に変えてみます。
〜じゃんけんぽん、じゃんけんぽん・・・
★スパイスアップ3です。今度は、スパイスアップ2の言葉で、負けた方の手を声に出してくださいね
さぁやってみますよ。
〜じゃんけんぽん、じゃんけんぽん・・・
【グループワーク】
地域イベントの実施の為の、プログラム6W3Hシートの作成。
発表 イベントに高齢者を呼び込むためには、運動をかかげるよりも、お茶しませんか〜、試食会しますよ〜。お孫さんと一緒にどうですか〜っと声掛けしたほうがとっかかりになりやすいですよね。
人をつなぎ、参加することの習慣づけを。
高齢化社会のなかで、薬局も今までのように病気になった患者さんを待っている場所ではなく、地域のコミニュティーとして新しい形を模索していくときですね。