お薬手帳は災害時の必需品です!

本日(6月23日)の中日新聞に災害時のお薬手帳の役割が取り上げられていました。

記事中では先日の熊本地震の際に災害支援活動をされた薬剤師で、大分県薬剤師会災害対策委員長の伊藤裕子さんが、最も被害の大きかった熊本県益城町での実体験をもとに「お薬手帳」の有用性について紹介されていました。

具体的には、お薬手帳を持っていることで避難時に薬を持ち出せなかったり不足した場合にも、今必要なお薬がどんな薬でどんな量を使用しているかが正確に判ることで、迅速に対応が可能であったことが紹介されていました。

お薬手帳をもとに正確な情報を得ることで、患者さんに対して適切な情報提供やアドバイスができ、災害時の不安を少しでも軽減することができることが再確認されています。

この4月からはお薬手帳を継続して利用することで窓口負担も軽減できますし、スマートフォンなどで利用できるアプリ型お薬手帳も活用できるようになりました。
お薬手帳をまだお持ち出ない方は、是非この機会にかかりつけの薬局でご相談下さい。