マスクなどの効果について

首都圏と同様に愛知県においても緊急事態宣言が発出されました。
感染拡大を抑えるためにも手洗いや手指消毒はもちろん、マスクの着用も徹底しましょう。

マスクにもさまざまな種類があります。それぞれに見た目や着用感なども異なりますが、重要なのはちゃんと飛沫を防ぐことができるかどうかです。
豊橋科学技術大学さんの実験からは図の様な結果が出ています。

不織布マスクは外からも内側からも多くの飛沫を防ぐことができます。その一方で布マスクは種類によって幅がありますが、不織布マスクよりも飛沫を通過してしまう傾向にあります。
ウレタンマスクですと半分以上飛沫を通してしまうような結果となります。

またマスクではありませんが、フェイスシールドは外からの咳やくしゃみなどの大きな飛沫を防ぐことはできますが、顔の周辺には大きな隙間があるので小さな飛沫には全く効果はありません。もともと医療の現場でも感染予防目的ではマスクと併用されるものです。
さらにマウスシールドは医療の現場で用いるものではなく、飲食業界で配膳などの際に唾液などの飛沫を防ぐもので、感染予防の効果はまったくありません。

最近ではTVなどで使われているので誤解をしてみえる方も多いようですが、コロナ防止に対しては全くの無力ですのでご注意ください。
現に医療の現場でマウスシールドを見ることは皆無です。
マスクが品薄だった時期はともかく、現在では不織布マスクの入手も難しくはありませんので、可能な限り不織布マスクの利用をお勧めいたします。

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