運動療法について
こんにちは、はるな薬局恵我ノ荘店です。
お正月も過ぎ、食べすぎたなぁと反省していらしゃる方も多いのではないでしょうか。
よく運動は体にいいと聞かれると思います。
生活習慣病(コレステロールが高い、糖尿病、高血圧など)の人は医師から運動を勧められるでしょう。
では運動すればどんな効果があるか、またどんな運動をすればよいか
今回はそんなお話です。
• 運動は中性脂肪(TG:トリグリセリド)を分解し値を低下させる
• HDL(善玉)コレステロールを生産し、値を上げる。
• 糖尿病ではインスリンの働きが良くなりブドウ糖の代謝が改善される=血糖のコントロールが良くなる。
• エネルギー代謝が良くなり肥満が減少
• ストレス解消
など生活習慣病の改善にとても良い効果がある。
生活習慣病の運動療法に決まった形があるわけではないですが、基本は「軽い運動を毎日続ける」事です。
ウォーキング、水泳など全身を使う運動が効果的です。
運動の強さは軽く息があがる程度が目安です。
15分以上続けると効率よく脂肪が燃えだすため1回15分以上行うことが望ましいです。
なかなか運動する時間を作るのが難しい方は生活パターンに運動を取り入れる(自転車で行くのを徒歩にする。
エレベエーターやエスカレーターを使わず階段を使う。
通勤電車で座らないなど)工夫をしてみてはいかがでしょうか?
最低週3日以上を目標にするのが続けやすいポイントかもしれません。
自分にあう運動を積み重ねていくことが大切です。
(ウエイトトレーニングのような瞬発力を必要とするスポーツは運動療法には向いていません。)
現在治療中の病気がある場合、主治医にどのような運動が可能か確かめて下さいね。
「継続は力」です。
スタッフN