大雪（たいせつ）　年の瀬の風物詩 歳の市

12月7日は大雪（たいせつ）です。本格的な冬の到来です。
12月の中旬から下旬にかけて各地の寺社の門前や境内で行われるのが「歳の市」です。正月用品や縁起物などの商品が店先に並びます。
なかでも有名なのは浅草寺の羽子板市です。12月17日から19日まで、数十軒の羽子板を売る露店が並びます。浅草寺の歳の市で羽子板が売られるようになったのは、江戸時代からとか。年末に邪気払いとして飾られるようになった羽子板は、羽根突きの羽根が悪い病気をもたらす蚊を食べるトンボに似ているからという言われもあります。
師走の慌ただしい時期ではありますが、近所の歳の市に出かけていつもと違う年の瀬の風物詩を味わってみませんか？