使用済みのプラモデルの枠をリサイクルして新たなプラモデルに〈エコプラ〉
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今では誰しも一度は耳にしたことがあるSDGs。子どもから大人まで幅広い層に親しまれている「ガンプラ」こと、「機動戦士ガンダム」のプラモデルにも、環境への配慮に目を向けて作られたシリーズがあります。その名も「エコプラ」。バンダイナムコグループ4社共同で行われている「ガンプラリサイクルプロジェクト」の一環で、回収したランナー(プラモデルのパーツを切り取った後の枠)やプラモデルの製造工程で出る廃材を、破砕・溶融・固形化して再利用するマテリアルリサイクルという方式を用いて作られたプラモデルです。回収したパーツの色によって色ムラが出るのを防ぐため、黒一色で着色されています。
左)RX-78-2 ガンダム、右)量産型ザク どちらも1,047円(税込)と、プラモデル初心者でも求めやすい価格。関節は球体になっていて、自由なポーズをとることが可能。黒一色というシンプルさが、逆にプラモデルの躍動感を引き立てています。公式サイト(https://bandai-hobby.net/site/ecoplaproject/item/)
最近のプラモデルは制作するにあたって接着剤を使う必要がなく、ニッパーでパーツを切り取って説明書の指示通りにパチッとはめていくだけで迫力のある1体が完成します。これまで、全くプラモデル制作に手を出したことがなかった筆者でも、1体約3時間で完成。パーツは、コンピュータを利用した三次元設計システム「3D-CAD」を使って作られているため、寸分の狂いもなく全てのパーツがきれいにはまっていきます。いざ完成してみると、ニッパーの跡はヤスリでツルツルにした方がきれいかな……などと、深みにはまりそうな予感でいっぱいでした。
楽しみながら環境問題についても意識が高められるエコプラ。みなさんも大人の趣味として、また、親子で環境問題について話し合いながら制作してみてはいかがでしょうか。
最近のプラモデルは制作するにあたって接着剤を使う必要がなく、ニッパーでパーツを切り取って説明書の指示通りにパチッとはめていくだけで迫力のある1体が完成します。これまで、全くプラモデル制作に手を出したことがなかった筆者でも、1体約3時間で完成。パーツは、コンピュータを利用した三次元設計システム「3D-CAD」を使って作られているため、寸分の狂いもなく全てのパーツがきれいにはまっていきます。いざ完成してみると、ニッパーの跡はヤスリでツルツルにした方がきれいかな……などと、深みにはまりそうな予感でいっぱいでした。
楽しみながら環境問題についても意識が高められるエコプラ。みなさんも大人の趣味として、また、親子で環境問題について話し合いながら制作してみてはいかがでしょうか。
パッケージもモノクロで、しっかりと「エコプラ」の記載が。キャラクターの印象的なポーズがダイナミックに描かれています。