春に香る山椒の葉

春の料理に添えられる山椒の葉は、「木の芽」とも呼ばれる春先に芽吹く山椒の若葉です。

山椒の葉を使うときによく手のひらでポンッと叩くのを目にする方も多いのではないでしょうか。これは山椒の葉にある組織「油室」にある精油の成分を出して香りをさらに引き立たせるためです。

山椒の葉の爽やかな香りは、「木の芽あえ」や「木の芽焼き」などの日本料理に欠かせない、古来より用いられるハーブです。