大根やカブの葉

先日休みの日におでんを作りました。
おでんの具に欠かせない食材の大根ですが、大根やカブは葉がついた状態で売られていたりしますがどうしていますか?
切り落として捨てられることが多いと思いますが、実は白い根の部分よりも断然栄養価が高いそうです。

大根の葉にはビタミンCがほうれん草の5倍、カルシウムは5.3倍も含まれています。
ビタミンCは免疫力を高めてくれるので、感染症が気になる今の時期には積極的に摂りたいですね。
カブはほうれん草と比較すると、ビタミンCは2倍以上、カルシウムは5倍以上含まれています。また、なんとβカロテンはねの部分の2800倍、ビタミンAは230倍も含まれているので、根だけ食べて葉を捨てるというのは非常にもったいないことです。

栄養豊富な大根やカブの葉を美味しく食べるには?
大根の葉はそのままでは青臭いし、カブの葉は少し苦味があるように思われるかもしれません。
大根の葉をふりかけにすると、青臭さは軽減されます。葉をみじん切りにして油で炒めてからゴマやちりめんじゃこと合わせます。ビタミンAは脂溶性なので、油で炒めると効果期に栄養を摂ることができます。
カブの葉は、炒めて煮浸しにするとよいそうです。
カブの葉を適当な長さに切って油で炒めてから油揚げなどと多めの出汁でさっと煮ます。出汁ごといただくようにすれば、溶け出たビタミンCやカルシウムも余すことなく摂ることができるそうです。
大根とカブの葉はビタミン、カルシウムをはじめその栄養価の高さから、妊娠中の方にもすすめられる食材の一つだそうです。

みなさんも大根やカブの葉を捨てずに、美味しく調理してみてください。