ウォーキング
いつもの春であれば外へ出て体を動かしたくなりますが、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため外出自粛が続き、仕事はテレワーク、買い物も回数を減らすなど、外出する機会が大幅に減っています。
そうなると困るのが運動不足です。屋外での適度な運動や散歩は自粛の対象外とはいえ、より感染リスクを減らすためにも、長時間の外出は控えたいところです。
限られた短時間でも運動効果が上がる歩き方があるそうです。
●「意識して」歩くことが大切
短時間のウォーキングでも、まずはストレッチを十分に行う必要があります。
ストレッチをすることで筋肉が柔らかくなり、けがの予防だけでなく、短時間でも運動効果を上げる準備ができるのです。実際に歩くときは、散歩のように「無意識」に歩くのではなく、
「意識して」歩くことが大切だそうです。
早歩きを5分したらゆっくり歩きを5分、これを繰り返します。持久力が高まり、太ももの筋力も1割以上増加すると言われています。
そのほか、複式呼吸を意識した歩き方も効果的だそうです。
●ウォーキングで気をつける点
背筋をまっすぐ伸ばして歩く際にはかかとの先端から着地するのではなく、膝に余裕を持たせて、着地する測定面積を増やす意識でかかと付近全体で着地するようにしましょう。またかかとを着地させるよりかかとを上げる方を意識してください。この意識を持つと、ふくらはぎが収縮し、血液の循環を促します。加えて、普段使っていない足の指を使うために、五本の指でしっかりと地面を捉える感覚で歩きましょう。
コロナウィルスの感染拡大には「三つの蜜」を避けて「stay home」が最も有効な対処であると指摘されています。運動不足とストレスによる健康への二次被害を避けるためにも、僅かな時間でも歩行に意識を向けてみてはいかがでしょうか。