新緑の季節

ゴールデンウイークも過ぎ、新緑の季節になりましたが、早くも梅雨入りしてしまいましたね。

木々の緑が美しい季節、眺めているだけで穏やかな気持ちになれますよね。緑色の効果について調べてみました。

人はなぜ、緑を見たくなるのか?
ふとした瞬間に緑に目が止まるのは、今あなたに必要な色だからかもしれません。

色とは、光の特定の波長を目で感じとっているものですが、それぞれの色に根源的な性質や特徴、イメージがあり、私たちの心や身体に多大な影響を与えるといいます。

緑という色のキーワードとなるのは癒し、安全、成長、平和、自分らしい、リラックス、バランスなど。色の効果を意識していなくても、木々の緑に心が安らいだり、森林浴など癒しの効果を感じたりすることは多いでしょう。

植物は、ゆっくり確実に成長していくもの。日々の変化は小さくとも、3か月も経てば大きく豊かになっています。そして、萎(しお)れたり枯れかけたりすることがあっても、水や栄養を与えれば再び元気を取り戻し、成長していきます。緑というのは、そういった意味を持つ色なのです。

●緑色がもたらす心理的な効果
・安心感を与える
・心身のバランスを整える
・人の本来もっている自己治癒力を高める
・緊張を緩和し心を穏やかにする
などがあります。

●コロナ禍での緑の意味とは
コロナ禍で、多くの人が辛い思いをしたり、表にはあらわせないストレスを感じています。そんな状況下だからこそ緑の力は助けとなるかもしれません。

気づかぬうちに疲弊し、恐怖や怒りの感情に巻き込まれてはいないでしょうか。それが、人の行動を非難するといった攻撃性としてあらわれるのかもしれません。
しかし、ネガティブな感情をもっているとき、人は自分自身のことも好きになれないものです。緑を見ることで、本来もっている自分らしさを取り戻してください。緑は、可視光線のなかで真ん中に位置し、7色の虹の色のなかでバランスを取る色でもあります。緑には、自分のありのまま、自分ができることを探していく、そんな力があります。

自分のストレスや疲労に気づいていないときほど注意が必要です。新緑の季節ならではの緑を目にしたり、接することで心身をリラックスさせていきましょう。

梅雨入りしましたが、貴重な晴れた日には緑を見てリラックスしましょう。