冷え性

◎冷え性セルフチェック◎
・顔がよくむくむ
・肌を指で押すと、跡がついて戻りにくい
・汗をかきにくい
・汗をかくときは異常にかく
・ポッコリお腹が気になる
・肌が青白い
・便秘になりがち
・足首のくびれがない
・手足が冷たい
・夕方になると靴がきつい

いかがでしたか? 1つでも当てはまる事項があった方は要注意! 一般的には「手足が冷たいのが冷え性」くらいの症状しか知られていないかもしれませんが、実は身体に様々なサインが表れているのです。

◎冷え性に効果的な食べ物◎

身体を内臓から温めるためには、やはり食べ物・飲み物が有効。ここでは特にオススメの2つの成分を紹介します☆

①ショウガ
ショウガには、約250種の辛味成分があるといわれており、その代表格がジンゲロールとショウガオール。ジンゲロールは、主に生の生姜に多く含まれています。末梢の血管を拡張させ、血行促進の働きがあります。

一方、ショウガオールには、血管を収縮させるプロスタグランジンの働きを弱めて血管拡張作用があることから、内臓の中心部を温める効果が期待できます。

例えば紅茶にすりおろしたショウガや市販のショウガパウダーを加え、ハチミツをプラスすれば飲みやすくて身体が芯から温まる、お手軽なポカポカドリンクの出来あがりです!
当薬局で販売しているはちみつしょうが湯もおすすめです(^^)飲むとはちみつの優しい甘さに心もホッとし、体もポカポカしてくるのが実感できますよ♪


②カプサイシン
カプサイシンは、唐辛子などに含まれる辛み成分です。代謝をアップさせる働きがあるので、口にするとすぐに内側から燃え上がるような体感が得られることが人気の秘密。

キムチなどにも多く含まれていますが、唐辛子を好みで振りかけることによって、様々な摂り方が可能です。辛いものが苦手な方は、カプサイシンを含有しているサプリメントを活用しましょう。


◎効果的な入浴法◎
食べること以外で毎日取り入れやすい方法の一つが、入浴。温泉などではよく実行されている方もいるかもしれませんが、湯船に3分浸かり、湯船の外で3分過ごす、この方法を3セット行うことで、血行もよくなり、冷え性改善に役立ちます。

出たり入ったりが苦手な方は、42℃以上のお湯に5分ほど浸かるか、ぬるめのお湯に15分以上浸かる方法を試してみましょう。入浴で体温が上がることで、疲れやだるさも解消されて一石二鳥です。