認知症サポーター講座を受講しました
先日、「認知症サポーター養成講座」に参加してきました。
教材によると、認知症サポーターとは「なにか」特別なことをする人ではなく
認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人やその家族の「応援者」との事です。
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これだけを聞くと
「え?それだけなの?それって必要なのかな?」
と思ってしまいますが
認知症の方を支えるには、「個人の家族や支援」と「声掛けなどをするおせっかいな地域がある」事も非常に大切なのです。
認知症の介護家族には
「近所に迷惑をかけているのでは」
という思いを持っている方もいるそうです。
「大変ですね、お互い様ですから、お気遣いなく」
といった一言で家族の気持ちがぐっと楽になるとの事。
わかるな〜〜、その気持ち。
私は、まだ認知症の家族の介護を経験したことはないのですが、これって子育ての時とちょっと似た気持ちかも…
「いつも網戸から漏れる声がうるさくてスミマセン」
「家の前にいっぱい自転車止まっててスミマセン」
「下校時もうるさくてスミマセン」
って思ってましたが
「なんも、うちも子供4人いたから全然気にならないよ!」
と言ってもらってすごく気が楽になったことがありましたから(´∀`*)
近所の方に「知ってもらえている」って結構重要ですよね。
全く知らない子供が騒いでいるのと、(近所付き合いのある)◯◯さんちの△△くんが騒いでいるのではやはり違いますもの。
認知症の場合も同じだと思います。
「あれ?◯◯さんちのおばあちゃん様子がおかしいな…」
と思ったら、声、かけますものね。
ただ、その「声のかけ方」は認知症を正しく理解して気をつけなければいけないポイントがあります。
●驚かせない
●急がせない
●自尊心を傷つけない
具体的には
●複数で取り囲むと恐怖心をあおるので出来るだけ一人で声を掛ける
●優しい口調でゆっくりと
●おだやかに、はっきりとした話し方で(耳が聞こえにくい人も多いです)
●後ろから声をかけない(視野が狭くなっている方も多いので、相手の視野に入ってから声を掛ける)
●相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応(認知症の人は急かされるのが苦手)
もしも、地域住民の方と交流がないのならば認知症カフェを利用してみるのも良いかもしれません。
「認知症カフェ 札幌」で検索すると出てきますよ。
認知症はだれでもなる可能性のある病気です。
もはや他人ごととして無関心ではいられないですよね。
講座の受講後には、認知症サポーターの証「オレンジリング」をもらいました。
オレンジリングをしていてもしていなくても、きのけん薬局のスタッフはみんな
「おせっかいな地域住民」
なので、色々とお声がけすると思います
詳しくはきのけんブログをご覧ください。