処方せんの向こう側
黒田薬局は薬学生を実習生として受け入れています。
昨日は、その学生さんの通う大学の先生とお話をさせていただきました。
実は、私が学生の時から、高名な方で、是非一度お会いする機会があればいいなとずーーーーっと思っていた方でした。
でも、薬局に来られたときからものすごく自然体。ニコニコとたたずんでいらっしゃいました。なので、私も自然体でお話させていただくことができました。
いろいろお話させていただきましたが、
「処方箋の向こう側に患者さんがいるということを思いながら調剤をしてきた」とおっしゃっていました。この言葉は私が病院に務めている時にたたきこまれた言葉。そして、常に自分に言い聞かせ、学生にも必ず伝えている言葉でした。
忙しいと忘れがち、日常に追われると忘れがちですが、でも、忘れかけて思い出し、患者さんとお話をすることで思い出す「薬剤師としての基本だな」と私が思っていることです。
ずっとお会いしたかった先生からそのお話をしていただけた事にものすごく感激してしまいました。
でも、改めて、処方せんの向こう側に患者さんがいて、実際に私たちが調剤した薬を患者さんが飲むんだという当たり前の事実を、再認識した瞬間でした。そして、勇気とパワーをいただけました。
黒田薬局、頑張ります!!!