退院時カンファレンス
先日、退院時カンファレンスに参加させていただくために岐阜市内の病院に伺いました。参加者は、患者様、主治医、病院薬剤師、看護師、地域連携室担当者、退院後に往診される医師、訪問看護師、訪問介護士、ケアマネージャー、そして薬剤師の私です。
まず患者様に対して全員の自己紹介から始まります。一番最初は患者様ご本任からです。それまでは車イスに座っていましたが、自己紹介の時はご自身で立ち上がってはっきりした口調でお名前をお伝えしていだきました。
そのあとに医療関係者が順に自己紹介を済ませ全員が終わったところで、主治医よりこれまでの経緯と現在の状況について説明がありました。
家族構成やADL、服薬に対する理解度などが他の医療関係者より説明があり、退院後どのような支援があれば安全に生活かできるかを皆で検討することになりました。
今回課題になったのは痛みが強いため麻薬を使用しており、自宅に帰った時に本人が薬を飲み間違えてしまう可能性があることです。退院後に往診される医師、訪問看護師、訪問介護士、ケアマネージャーと相談して、まずは一包化して日付と服用時点の印字をしたうえでお薬カレンダーにセットし、訪問看護師、訪問介護士が交互に飲み間違いがないか毎日チェックすることとなりました。
しばらく自宅での生活に慣れるまで時間がかかると思いますが、他職種と密に患者さんの情報を共有しながら安全かつその人らしい生活ができるよう支援していきます。