2016年のインフルエンザ

皆様
2016年も幕開けました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとって、健康に恵まれ、健やかな一年となりますように心からお祈りいたします。

さて、例年にない暖冬。昨日、東京ではやっと初霜が観測されたそうです。本格的な冬到来は、これからでしょうか?

前回のお知らせでは、まだインフルエンザの流行はこれから、とお伝えしました。現在の流行状況(国立感染症研究所 インフルエンザ流行レベルマップ)を見てみると、12月28日~1月3日までの報告では、全国で6か所の保健所からインフルエンザ注意報が発令されています(北海道・秋田・沖縄内の6か所の地域にて発令)。前年の同時期と比べてみると約125分の1の発令数です(下の表参照)。今年は、暖冬のため、まだ話題に上ってきませんが、これから寒くなってくることを考えると、インフルエンザの流行もこれからと言えましょう。そのため、日頃の体力づくり、予防対策を強化していきましょう。
寒いと外に出るのも億劫になったり、あまり動かなくなっていきます。そうなると免疫力も下がってしまいます。ウィルスなどから体を守る免疫の中心的な役割をしているのが、白血球の中のリンパ球です。リンパ球は血液の循環を良くすることで活動も活発になって免疫力を高めていきます。そのため、体の隅々まで血液の循環を良くすることが必要になってきます。様々な活発な運動も有効ですが、全身の体を伸ばしたりするストレッチ体操、あまり運動ができない状況であれば、マッサージも血液循環を良くすることにとても有効です。毎日少しずつでも体を動かして、体力を保っていきましょう。