今年度、「いろのおくすり」ワークショップ終了しました

最終回には、県外からもご参加いただき、
講師の「みさねえ」も薬を生業としている参加に、
話の内容も少しレベルアップ。
「色」と「心」の関係、歴史。

 短い講義の後は、初参加の方がいる時に必ずやる、
画材の性質の説明、そしてまずは触って描いて、
試してみようの時間です。

 それぞれ、まずは色に迷います。直感ですぐに
これ!と決める人あり、全部の色、ひと通り眺める人あり。

 今日は私は、明るいグレーのオイルパステルで
画用紙塗りつぶしです。
「たまきち(私のWSネーム)、今日はいつもと違うね?」
「そう。今日は、いつもの緑じゃないんだよー」
隣では、画面いっぱいに、黄色のソフトパステル塗りつぶし。
何事かと思うくらいの、一面黄色。

 「描くことで、何を読まれるんだろう??」と心配している人もいますが、
「みさねえ」が分析・解説をするのではなく、
自分自身で感情を出して、自分自身で「知る」、
「知る」ことで「変わる」のが目的です。
そして、参加者同志で感想を述べ合うことで
自分自身が気が付かなかった「発見」があるのです。

 終わった後は、いつも参加者同士、親近感を強く感じます。
色の力ですねえ。