「薬局でできる糖尿病自己チェック」実施中です

2月2日より14日まで、長崎県委託事業の
「薬局・薬剤師を活用した健康情報拠点推進事業」実施中。

漢字ばっかりですね~要するに、
健康診断を受ける機会があまりない皆さん、
病院に行って検査を受けるのに抵抗がある皆さん、
ちょっと、薬局来て、糖尿病チェックしてみませんか?
タダですよ!!

今回測定できるのは「HbA1c」のみです。
ヘモグロビンエーワンシーを測ることで、
ここ最近の2ヶ月間くらいの血糖値が高いか標準か、
見ることができます。

ヘモグロビンとは、赤血球の中にあるタンパク質です。
酸素とくっつきやすく、体のいろんな場所に酸素を運びます。
そして、そのヘモグロビンは、血液の中に糖が多いと
変質してしまいます。元に戻らない変化です。
変質したヘモグロビンが、血液の中にどれくらいあるか?
赤血球の寿命はおよそ4ヶ月なので、その半分の次期、
2ヶ月の血液中の血糖値の指標になるのです。

なんで変質しちゃうのか??
それは、ホットケーキを焼くと美味しそうなきつね色に
なるのと同じ反応なんですね。
きつね色は、元の白色には戻りません。
小麦粉の糖分と、卵のタンパク質を混ぜて加熱すると、
「メイラード反応」が起こります。
血液の中の糖と、ヘモグロビンというタンパク質が、
体温でゆっくり加熱されると、変質しちゃうんです。
必ずしも「メイラード反応」は悪者では無いのですが、
ヘモグロビンの変質は、老化が早く進んでしまう原因に
なりますので、アンチエイジンのためにも、
HbA1cは測定しておいたほうが良いですね。

「検査はちゃんと受けてるけど、薬局でどんなことを
するの?」という方も構いません!
お近くの方は是非お立ち寄りくださいませ。