薬学部1年生「早期体験学習」
毎年恒例、6年制薬学部の一年生が、
「薬局見学」にやってきました。
見学と言ってももちろん授業の一環で、
学校からの実施要項を見ると・・・
薬局での見学内容:薬局の構造設備、薬局薬剤師の
業務全般(調剤、医薬品および物品の管理、
薬歴および医薬品情報管理、患者接遇および薬剤情報提供、
一般用医薬品の販売など)など
これを最長2時間でしろと!?
しかも以前、マックス2時間喋り通したら
「もう終わってもいいですか?」などと言われたことも・・・
さて、とは言え、来週は病院見学に行くので、
同じような話をしてもつまらないだろうと思い、
保険薬局でしかできないことを中心的にお話しました。
まずは質問攻め。
薬学部に入った理由ってなに?
薬学部を卒業した後、どんなことがやりたいの?
保険薬局のイメージって、どんな?
厚労省が、「薬局のあるべき姿」なんて文章出してるけど、
どんな姿だと思う?
まだ1年生ですので、
回答はざっくりしたものですが、答え方はしっかりしてます。
「あるべき姿って・・薬を渡すだけじゃなくて、
副作用とか、飲み合わせをチェックしたり、カルテで
情報の管理とかすること??」
もうお一人。
「薬の管理の徹底は勿論ですが・・・患者さんの健康に
寄り添うアドバイスができたりすること??」
ここから話を広げ、検体測定室、体組成計測定、
薬局イベント、一般薬販売、在宅訪問、などなど。
の合間に、外来対応。
知らなかった薬局の業務の、一部を見せてあげられたかな?
「薬局って、やろうと思えば、いろんなことできるんだよ。
その点は、病院よりも幅が広いかな。
でも、残念ながら、その可能性を面倒くさいって理由で
自分で閉ざしてしまっている薬局も多いかな」
なーんて。少しでも「実は薬局って楽しい所」と
思って、薬剤師になる勉強してくれるといいな。
さーて。来月のイベント準備、明日から始めます。
11月15日、16日です。
今日は、初の市内のクラスA薬局情報交換会です。