花粉症について

花粉症の原因植物は日本ではスギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサなど約60種類あるとされています。
本州、四国、九州地方での一番の原因植物はスギとヒノキで、飛散開始期は、スギ:1月下旬~4月いっぱい、
ヒノキ:3月上旬~5月中旬ごろです。

【花粉症の症状】
主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目・のど・顔や首の皮膚のかゆみ。
他に集中力の低下、だるい、熱っぽい、倦怠感、イライラすることがある。

【花粉症と風邪の見分け方】
花粉症:何もしなくても垂れてくるようなさらっとした鼻水。目がかゆくなる。
原因となる花粉が飛んでいる間、症状が続く。
風邪:目のかゆみはなく、鼻水に粘り気があったり、膿んだようになる。
喉の痛み、実際に熱が出る。風邪は通常、1週間程度で治る。

【生活上の注意】
・風の強い晴れた日は外出を控えめにする。
・目・鼻・口から花粉の侵入を防ぐため、プロテクター付のメガネやゴーグル、マスク、スカーフ、帽子を着用する。
・衣類は花粉がつきにくいスベスベした素材のものを選ぶ。
・家に入る前は玄関先で衣服や髪、持ち物についた花粉をはらう。
・帰ったら手洗い、洗顔、うがいを行い、花粉を洗い流す。
・外に干していた洗濯物などは、付着した花粉を払い落してから取り込む。
・花粉の飛散量の多い日は、花粉の侵入を防ぐためにドアや窓を閉める。
・こまめに室内の掃除をする。