第12回薬立つフォーラムに参加しました。
11/3(金)倉敷三井アウトレットパークで行われた第12回薬立つフォーラムに参加しました。毎年薬剤師会主催で行われ、今年も大盛況でした。薬剤師によるお薬の相談はもちろん、介護、電子お薬手帳、薬物乱用等の説明ブースが設けられました。また体験型としては子供調剤、ぷるぷるタマゴとカラフルイクラ作り、AED講習会、ハーブで作る虫除けスプレー等がありました。測定としては肌年齢、血管年齢、肺年齢、骨密度、アルコールチェック、ヘモグロビンA1cチェック等他にもたくさんのブースがありました。私は、薬局委員会から電子スパイロメータを使用した肺年齢の測定に参加しました。電子スパイロメータは肺活量、吸入力、吐出力等様々な数値を測定出来ます。傾向として、喫煙者はもちろん家族や会社等周りに喫煙者がいる方に、肺年齢の悪化が見られました。吸っていた本数や年数にもよりますが、禁煙して3年程で肺年齢は改善していました。また近年話題の電子タバコ愛用者にも肺年齢の悪化が見られました。電子タバコの使用者のお話では、痰は改善したがタバコより咳が出るとの事でした。電子タバコは、タバコに比べてまだデータが少ないため、今後体にどのような影響があるのか解っていくと考えられます。ご家族で来られた方が多かったため、子供さんや奥さんの勧めやご家族に副流煙の影響が出ているために、禁煙を決意された方がいらっしゃいました。その場でニコレット、ニコチンパッチを使った禁煙方法や禁煙外来等を案内しました。実際、ご自分の肺年齢が測れるため説得力がありました。大盛況で170個あったマウスピースを全て使いきりました。次回も参加して、地域の方々の健康サポートが出来ればと思います。