湯船につかってますか?

小寒(1/5)から節分までの間を「寒の内」といい、寒さが厳しくなる時季です。
体や気持ちに不調を感じている方も、湯船につかってリラックスしてみませんか?
湯船につかると、血行が良くなり、水中の浮力により、筋肉や関節を休めることができ、身体の緊張もほぐれます。

お風呂の温度が38~41℃であれば、副交感神経優位になり、リラックスした状態になります。
42℃以上の熱いお湯では交感神経が優位になり、身体が緊張するため、凝りや疲れが取れにくくなってしまします。
また、入浴剤を使うとリラックス効果や、温熱効果(お風呂からでてもポカポカ)を高めるので、おすすめです。

1月は外気温が低く、ヒートショックに関連した入浴中の心肺停止者数が最も多くなっています。ヒートショックは、暖かい室内から寒い場所(廊下・トイレ・脱衣所)への移動の場面。寒い脱衣所から熱い湯船につかった時など、温度差の大きい場面で起こります。
このような温度差があるとき、血圧が上下に大幅に変動し、不整脈や失神、急死に至ることがあります。
ヒートショックを防ぐには、温度差を小さくすることが必要です。
暖房器具があれば、あらかじめ脱衣所やお風呂場を暖めておきます。
暖房器具がなくても、シャワーを活用した浴槽へのお湯はり、浴槽の蓋をはずして湯気で浴室を暖めておきます。
また、入浴前にコップ一杯程度の水分補給をしておくと良いですね。
入浴でのリラックス効果で、良い睡眠につなげ、日ごろの疲れをとりましょう。