インフルエンザ流行中
インフルエンザが流行っています。
学級閉鎖もあちこちで起こっているようですね。
ここむぎのほ薬局でも、毎日のようにインフルエンザの患者さんがいらっしゃっています。最近は、インフルエンザB型が多くなってきました。
インフルエンザとはご存じのように、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。普通の風邪よりも急激に発症し、症状が重いのが特徴です。
感染経路はおもに飛沫感染で、潜伏期間は1~5日です。
その後38℃以上の高熱や頭痛、関節痛、倦怠感などの全身症状が現れます。健康な人であれば、その後7日ほどで治癒に向かいます。
よく患者さんから、
『ワクチンを打ったのに、インフルエンザにかかってしまったの。なぜ?』という質問をうけます。
インフルエンザ予防ワクチンを打てば、インフルエンザにかからないと思っているかたが多いようです。残念ですが、ワクチンを打っていてもインフルエンザにかかってしまうことはあります。ワクチンに用いたワクチン株のと、流行株の抗原の違いによって、必ずしも十分な効果が得られない場合もあるからです。ただし、ワクチン接種により仮にインフルエンザにかかったとしても軽症ですむと言われています。
ワクチンをうった方もそうでない方も、インフルエンザにかからないようにすることが大切です。予防法としては、手洗い・うがいが有効です。外出から戻ったら、流水・石鹸によりしっかり手洗いをし、うがいをしましょう。
アルコールによる消毒もインフルエンザウイルスには効果があります。
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下しインフルエンザにかかりやすくなります。
室内を50~60%の湿度に保ちましょう。
インフルエンザ流行期間は、人混みへの外出を避けたほうがいいのですが、やむ負えず外出する場合には、マスクを使用することによってある程度の飛沫を防ぐことができます。
インフルエンザにかかったかなと思った方、インフルエンザの治療薬は、発症後48時間以内に服用しないと効果がありません。インフルエンザに感染の可能性がある場合は、市販のお薬を自己判断で使用することはやめて早めに医療機関を受診しましょう。
インフルエンザにかかって適切な治療を受けた後は、自宅で安静に療養しましょう。高熱により脱水症状に陥る場合もあるため、水分補給をしっかりして十分な睡眠をとって身体を休ませてくださいね。
学校への登校は、解熱後2日たってから、もしくは発症後5日たってからを目安にしてください。
むぎのほ薬局では、水分補給に最適な経口保水液【OS-1】のお取り扱いもございます。
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