医療費を節約したい!
10月に入ってから立て続けに
大きな台風が日本列島を直撃してますね…
皆さんのご自宅は大丈夫でしたか?
むぎのほ薬局は幸いなことに大きな被害はありませんでしたが
龍ケ崎の市内でも、何ヶ所も冠水があったようで心配です。
さてさて。
残り少なくなってきた若柴町での営業。
長らくここでお世話になってきたので、
片づけも容易ではありません…
ふと見つけた保健だよりにこんな特集があったので
むぎのほ通信でも紹介したいと思います。
『知っておきたい!医療費節約術』
*患者負担分の金額はすべて3割負担の割合です
①はしご受診は医療費がかさみます
同じ病気で複数の医療機関をかけもちする
「はしご受診」は医療機関ごとに初診料・検査料などが生じ
医療費が2倍3倍とかさむ原因になります。
そればかりか薬の重複や飲み合わせにより
健康に悪影響を及ぼすこともあるので注意しましょう。
【初診料】
2,700円(患者負担分810円、健保負担分1,890円)
②かかりつけ医をもちましょう
「かかりつけ医」に継続してかかることで
適切な治療やアドバイスがもらえます。
(注:かかりつけ薬局があると、複数の医療機関や
複数の科に受診のときでも、飲み合わせのチェックや
お薬の使用についてアドバイスができます)
③診療時間内に受診しましょう
診療時間がいや休日に受診すると医療費が加算されます。
緊急時などやむを得ない場合以外は
診療時間内に受診するようにしましょう。
<時間外加算>
医療機関の診療時間外に受診したとき
850円加算(患者負担分255円、健保負担分595円)
<休日加算>
日曜日・祝日・年末年始に受診したとき
2,500円加算(患者負担分750円、健保負担分1,750円)
<深夜加算>
午後10時~午前6時の間に受診したとき
4,800円加算(患者負担分1,440円、健保負担分3,360円)
*診療所では、診療時間内であっても
午後6時(土曜日は正午)~午前8時までの間は
「夜間・早朝等加算」500円がかかります
④子供の急な病気には「小児救急電話相談」を!
休日や夜間の子どもの急な発熱などへの対応や、
病院に連れて行くべきかなどの判断に迷った時、
小児科医・看護師に電話相談できます。
【厚生労働省 小児救急電話相談事業】TEL #8000
*お住まいの相談窓口に自動転送されます
⑤大病院は特別料金がかかります
最初から紹介状もないまま大病院(ベッド数200床以上)に
受診すると、初診料に「特別料金」が加算されることが
あります。これは大病院への患者の集中を防ぐための措置で
多くの病院で数千円を課しており、全額自費扱いとなります。
さらに、大病院では医師の診断を受けるまで長く待たされる
傾向があり、時間もかかってしまいます。
まずはかかりつけ医に受診し、必要であれば紹介状をもらって
大病院へ行きましょう。
⑥健康診断を受けましょう
日ごろの健康管理が医療費の節約につながります。
年に1度の健康診断は必ず受けましょう。
⑦薬(ジェネリック医薬品)を上手に利用しましょう
薬のもらいすぎに注意し、余った場合は医師や薬剤師に伝え
量を調整しましょう。薬の重複や飲み合わせによっては
副作用を生じることがあります。
おくすり手帳を活用しましょう。
また、ジェネリック医薬品に切り替えると
費用が安く済みますので、医師や薬剤師に相談してみましょう。
いかがだったでしょうか?
そういえば、患者様の中には
「医師や薬剤師にいろいろなことを話したり、
おくすり手帳や薬の情報をもらうと余計な料金がかかる」
と思っている方もいるようですが
そのようなことは一切ありません!
医師や薬剤師は患者様の体調や生活習慣を詳しく伺い、
それに対して適切な治療やアドバイスを行うのが仕事。
どんなに話しても特別料金がかかることはありませんので
「関係ないかなぁ…」と思っても
気になることはどんどん伝えてください!
また、おくすり手帳や血圧管理手帳は
薬局にて無料でおつくりいたします。
お薬手帳は、複数の医療機関にかかっていても
おひとり様1冊でOK。
・どんな薬を、いつからいつまで飲んでいたか
・体に合わない薬は出ていないか
・ほかの医療機関で処方された薬の作用がかぶっていないか
など、いろいろな項目をチェックしますので
毎回薬剤師に確認させてください。
むぎのほ薬局
〒301-0041 龍ケ崎市若柴町2500-28
TEL・FAX 0297‐61‐5112