元気に冬を過ごす秘訣は?
冬になると空気の乾燥や冷えにより、とかく体調を崩しがち。
これからの季節を元気に乗り切る健康対策のポイントは、
1. 乾燥を防ぐ
2. 冷えから守る
3. 栄養バランスを整える
4. まめに水分補給をする
などが主なものだと思います。
肌のかさかさや湿疹、風邪をひきやすくなる、のどがカラカラ乾くなどの症状
は、乾燥が原因です。
乾燥から身を守る対策としては、室内の加湿や部屋の温度を上げすぎないなど
の外的対策と食事から脂分を取り入れるなどの内的な対策があります。
皮膚のかさかさはクリームを塗るなど、外から脂分を補給する方法もあります
が、食事の内容を見直し、身体の中からも脂の補給を。肉から脂肪分を摂って
もいいのですが、冬は魚が旬を迎える時期。旬の食材は栄養価も高いので、
脂ののった魚を積極的に食卓に取り入れましょう。
冷えによる主な症状には、肩こりや腰痛、頭痛などがあげられます。
身体が冷えると血液の循環が悪くなり、更に身体の芯まで冷たくなるため、
肩こりや腰痛がひどくなります。また、冷えにより自律神経のバランスが
崩れるため、頭痛なども起こりやすくなります。
入眠前の身体の冷えにより、なかなか眠りにつけずに睡眠不足を招くことも
あります。
そこでおススメなのが足湯です。ようやく足がつけられるぐらいの熱いお湯を
バケツなどに入れ、膝から下を温めます。
お湯がぬるくなったら、さし湯をしながら20分くらいすると、全身がポカポカ
して来ます。もちろん全身を温めるお風呂が一番です。市販の入浴剤を入れる
のもいいですが、みかんやゆずの皮を乾燥させ、ガーゼに包んで入れるのも
おススメです。
昔から冬至にはゆず湯と言うのは、12月22日の「冬至」とお湯につかって病を
治す「湯治」にかけているそうです。
お湯にゆっくりつかることで、副交感神経が優位になり、リラクゼーション効果
も高まります。
そして入浴後はせっかく温まった身体を冷やさないようにして、早めに床に着く
ことをおすすめします。
こうした日頃のちょっとした工夫で、寒い冬を元気に乗り切りましょう!