節分 豆知識!!

★節分って何?
節分とは、もともと季節の節目を指す分かれ目のことでした。春の始まりを立春といいますが、節分はその前日にあたります。昔の暦(旧暦)では立春を1年の始まりとしていたので、節分は大晦日にあたりました。節分は豆まきで厄を払い翌日からの新しい一年を迎える大切な日だったのです。
★豆まきと鬼
節分行事はもともと「追難(ついな)」という宮廷で行われていた儀式が民間に伝わったという説があります。追難は「鬼門」封じの為に行われ、目に見えない悪霊を追い払うためのものでした。この儀式で鬼を追い払う役の「方相師」が恐ろしい面を付けて、矛と盾で鬼を追い払うのです。悪霊を追い払うはずの方相師ですが、相手の悪霊は目に見えない為、長い年月の間に、いつの間にか、恐ろしい面の方相師が悪霊、つまり鬼のイメージに変わってしまったようです。
★なぜ大豆?
豆まきのための重要な道具、大豆。なぜ大豆がこれほど重要視されているのでしょうか。
大豆は元々満州が原産地とされています。中国ではしたたかな生命力を持つこの穀物を重要視し、しだいにまじないの中に取り入れていきました。それが日本でも受け入れられたようです。まいた豆から芽が出ると良くないと言われていることから、大豆は生でなく煎  ったものを使用します。                                         
★恵方とは
恵方とは歳徳神の在する方位で、明きの方とも言います。歳徳神とは方位神の一つでその年の福徳を司る吉神。由来はいろいろあるようですが、美しい姫神様であるとの認識が一般的です。
恵方はその年の干支に基づき、めでたいと定められている方角で、その方角に向かって行動を起こすと万事に吉とされ、初詣も恵方の方角にある神社、仏閣に参拝すると福を得られると考えられています。
節分行事では「恵方に向かって豆を投げると良い」「恵方を向いて、年の数+1の豆を食べる」「恵方を向いて、ひとことも話さず、海苔巻きを丸かじりすると良い」などの風習のある地域があります。2013年の恵方は「南南東」です。ぜひお試しあれ!
(でん六―役立つ情報―節分から抜粋引用)

※追加 大豆には、脂質、炭水化物、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、
    鉄、亜鉛、銅、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸など豊富な栄養素が含まれます。
    が、コレステロールを全く含んでない為、最適なバランス栄養食と言えます!
    みなさんも大豆パワーでより元気になりましょうね!!