五月病
五月病とは….
4月に仕事や学校、転居などで環境が変わり、気がつかないうちに肉体的な疲労と精神的な緊張が溜まっているものです。これがGWの休暇で途切れることで無理していた分のツケが回ってきてGW明けからなんとなく気分が落ち込む、疲れやすい、仕事や家事などに集中できない、眠れないといったスランプ状態に陥ること。これがいわゆる「五月病」。精神的な症状だけでなく、食欲不振や胃の痛みめまい、動悸などの症状を訴える人も多く、新しい環境の変化についていけない焦りやストレスが知らず知らずのうちに体の症状となって出てくるのです。
五月病といっても新入生や5月に限って起きる病気ではなく、完璧主義で物事にこだわりがちな人や内向的で孤立しやすい人過保護に育てられた人などが五月病になりやすいと言われています。
たいていの場合は一過性の心身の不調で1~2ヶ月で自然と環境に慣れ、症状がよくなると
言われています。
五月病の症状
・なんとなく気分が落ち込む
・疲れやすい
・仕事や勉強、家事などに集中できない
・眠れない
・食欲不振
このような倦怠感や虚脱感が当てはまった人は五月病の可能性があるでしょう。
また、深刻になると精神的な症状だけでなく、下記の肉体的な症状が出ることもあります。
・胃の痛み
・めまい
・動悸
五月病になりやすいタイプ
1. 真面目な人
2. 責任感がある人
3. 忍耐力がある人
4. 融通が利かない人
5. ロマンチストな人(理想が高い人)
五月病の予防・対処法
「コミュニケーション」
「食事」
「睡眠」
「リラックス」の4つです。
1コミュニケーションでストレスを軽減する。
職場の同僚や同期、家族や友人などとのコミュニケーションを大切に。
信頼できる相手に悩みを話すだけでもストレスは軽減されます。
2食生活のバランスを意識する。
どんなものを食べるかというのは非常に重要な問題になります。
3質の良い睡眠を確保する。
睡眠は心と身体の回復に重要な役割を果たします。睡眠の質を上げるために
「起床/就寝の生活リズムを整える」・「夕食は就寝の2時間前まで、入浴は1時間前まで」
「寝る前にテレビやパソコンを見ない」などの生活習慣を身につけましょう。
4オフの日には仕事を忘れてリラックスする。
体を動かす、読書をする、映画を見る、料理、アロマ、ヨガなどいろいろあると思うので、自分が好きなことをしてオフの日はリラックスするようにしましょう。