脱水の対策
今日は和光市も30度を超え、真夏の暑さとなりました。
脱水症状を起こさないよう、こまめに水分補給をしてください。
ご高齢の方は日頃からのどの渇きが感じにくい状態です。意識して摂るように、家族の方も声がけをしてあげて下さい。
糖尿病の方は脱水症状を起こすとケトアシドーシスと言って危険な状態になる恐れがあります(呼吸困難、嘔吐、意識障害など)普段から水分を摂取するとともに良好な血糖管理を行いましょう。
尿酸値が高い方も、水分が少なくなると関節の中で尿酸が結晶化しやすくなり、痛風の原因になります。適度な水分補給を心がけてください。
ただし、水分補給は糖分抜きの物を飲むように。ジュースなどでは本末転倒です。水、もしくはカフェインレスの麦茶にしましょう。
脱水症状を起こした時の経口補水液として当薬局でもOS-1は販売していますが、自宅で作れる簡単な経口補水液を紹介します。
[材料] 砂糖(上白糖)40g(大さじ4と1/2) 塩3g(小さじ1/2) 水1ℓ
好みでレモン等の柑橘果汁少々
[作り方] 水1ℓに砂糖、塩を加えよく混ぜて溶かします。最後にお好みで柑橘系 の果汁を加えて出来上がり
経口補水液はあくまでも脱水症状からの回復のために飲むものです。健康な人が飲みすぎるとかえって下痢を起こしたりします。普段の水分補給には使わないようにしましょう。