『診察室では聞けない膝のお話』伏見医師会市民講座レポ

こんにちは、おぐりす薬局 嫁です。

先日、伏見医師会主催の市民公開講座に潜入してきました。
定員600名の会場はほぼ満員!杖をついた60代以降の方が中心。(私めっちゃ浮いてました…( ̄ェ ̄;) )

お題は、
『診察室では聞けない膝のお話-要介護にならないために-』

梅雨の時期、関節痛や神経痛、特に膝痛に悩むお客様が増えます。
まさに、今の時期のホットトピック!
しかも『診察室では聞けない話』って?!
整形外科医の先生による講演を2時間ミッチリ聞いてきました。

講演会では、主に『※変形性膝関節症(膝痛)』をわかりやすく解説。
※変形性膝関節症=加齢や肥満などによる膝の酷使によって、軟骨(関節のクッション)が磨り減り、筋力が低下して関節内に損傷や炎症が起きる症状。
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話のポイントは、
●一度磨り減った軟骨は、元には戻せない!
 でも、膝痛は膝周りの筋肉を鍛えることでだいぶ改善できる!!
 みんな中々真面目に継続できないけど、これが1番大事!!! 

●体重1㎏増えると、膝への負担はなんと『3㎏』増加!!(驚)
 逆に言うと…3㎏の減量で3×3=9㎏ の負荷が軽くなる。
 いかに体重コントロールが重要か!(肥満最悪!)

●実は今、整形外科の学会で『貧乏揺すり』に熱視線!
 関節には血液が通ってないので、関節の中の液体に流れを作るには、物理的に『揺らす』ことが効果有り。
 貧乏揺すりで膝を揺らすと、関節内の液体に流れができて、軟骨の新陳代謝(新しい軟骨の再生や、必要な栄養と不要物の交換)がスムーズに!!
 整形外科の世界では『足の下に設置して自動的に貧乏揺すりをさせるマシーン』も開発中…∑(゚◇゚;)

等々…
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国は、医療費削減に燃えています。
『病気になってから治療するとお金(医療費)がかかる。
国民が要介護にならないように全力で病気予防の啓発せねば!!』という状態。
近年は、要介護の原因はメタボ(生活習慣病)から『ロコモ(足腰肩など運動機能の障害)』に移ってきました。
自分たちが、健康でいることはやがては国の医療費節約に繋がっている…

整形外科で患者さんがよく言うジョーク
『膝に水たまるんやなくて、お金たまってほしいわ~』
…まんざらでもないですネ( ̄0 ̄;)…

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