東京出張 ~その1~

こんにちは、おぐりす薬局 嫁です。

先週末、夫婦二人で東京出張してきました。
土日も働いてます!d( ̄  ̄) (←何アピール…?笑)

私たち町の薬局が任意で所属する組合のような団体(日本薬局協励会)では年に一度、決起大会的なイベントがあります。
今回の出張の目的はそれ。

主なミッションは、メーカー展示会での商品仕入れ交渉と、講演会2本聴講。
講演会1本目は、薬剤師の代表格、堀美智子先生による薬局での生活習慣病患者様の服薬指導のお話。
2本目は、震災に見舞われながらも岩手県陸前高田市で美酒伝承を守り続けてきた酔仙酒造会長、金野靖彦氏のお話。
どちらも深く心に残るお話でした…追々ご紹介します。

メーカー展示会では、私達が普段薬局で扱っている商品の製造メーカーが全国から集結!
写真は、がんばって仕入れ交渉中の旦那さん(もっとイイ条件つけてよ~~の苦笑い中)。
医薬品、化粧品、健康食品等だけではなく、普段はなかなかお目にかかれない最新の検査機器等の展示もされています。
会場はすごい賑わい…

そんな中で我々夫婦の注目ブースは『簡易血液検査機器』。
この4月からついに厚生労働省により薬局での『自己採血検査』が解禁になりました。
つまり、検査機器さえ導入すれば薬局で血液検査ができるのです。

早速、その機器が展示されていたので旦那さんが被験者になり試してみることに。
自分で指先に針を刺して血液を採るのですが、旦那さん、なぜか針をぶっさしても血が出ない(笑)
一体何者なのか!?ゞ( ̄∇ ̄;)
1回目は針の刺しかたが悪かったようで2回目は無事に出血。
専用の解析装置を使って、糖尿病の指標となる血糖値やヘモグロビンA1cをチェック。
約7分で判定結果が出ました。
結果は、HbAIc=5.3%…全然異常なし!(そりゃそうだ!)
※正常値=4.6~6.2% NGSP値

日本では糖尿病は予備軍を含め2000万人以上に上っており、その対策が急務。
糖尿病は初期では自覚症状がほとんどないため、検査での早期発見&治療が非常に重要!
逆に言うと、現状は、検査せずほったらかして重症化してから病院で発覚する人が多数…

健康診断をうっかりやりそこねた主婦や自営業のかた等が、気軽に身近な薬局で検査でき、糖尿病の早期発見・早期治療へ繋げていくことができたら…
地域の皆様の健康を支える薬局としても、非常にやりがいがあります。
糖尿病だけでなく、脂質異常症や肝機能障害の検査ができる機器もありました。

すでに解禁されているので、皆様のお近くの薬局でも今後実施する薬局も出てくるはず。
おぐりす薬局では今のところ導入は完全に未定ですが、私達の地域のお客様のニーズや、お店の状況をふまえながらどうしていくか、考えていきたいと思います。

いずれにせよ、お客様が病院へ行く前に『とりあえず薬局で相談してみっか』とまず思っていただけるような薬局を目指します(^^)ノ
お身体やお薬で気になることがあれば、お気軽にご来店くださいませ★

【ご参考】読売新聞医療サイト 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=95884


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おぐりす薬局(近鉄MOMO前)
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