【赤ちゃん】一ヶ月健診(ケイツーシロップ＆臍肉芽腫)

こんにちは、おぐりす薬局 嫁(@里帰り中)です。

息子くんが生まれて早一ヶ月。
当初は母乳飲んで寝る、をひたすら繰返すだけでしたが、最近は泣いたりご機嫌になったり深刻な顔をしてみたりと、色んな表情を見せてくれ、徐々に人間らしく(？)なってきました。(写真・左)。

先日、一ヶ月健診を受診。
体重増加は問題ありませんでしたが、病気の予防と治療のため2点お薬を処方されました。

●『ビタミンK』(商品名 ケイツーシロップ0.2% 1ml) 写真・右上。

これは、母乳に含有量が少ないビタミンK(血を固める役割)を補給するため、母乳育児の新生児に処方されるもの。

息子くんは母乳以外は飲んだことがないため、ひょっとして飲めないかも？と、緊張しながら哺乳瓶で与えてみると…

ゴキュ ゴキュ ゴキュ！！！！

と、がっつくように完食。
下手したら母乳より美味しそうに飲んでいる(!?)姿に衝撃を受けました(￣0￣;)

●『臍(へそ)用の抗炎症・抗菌作用の軟膏』
(商品名 リンデロンVG軟膏)。写真・右下。

息子くんは臍肉芽腫(さいにくげしゅ)を発症。
これは、臍の緒がとれたあとに細菌感染して炎症を起こし、臍の中に赤色の肉の塊ができるというもの。
見た目はまさに臍の中にイクラが一粒顔を覗かせているかんじで、なんとも不気味……(汗)

リンデロンVG軟膏の内容はステロイド(ベタメタゾン)＋抗生物質(ゲンタマイシン)。短期間で炎症を鎮める薬なので、ひとまずはこれを塗って様子を見ることに。

最後に私自身がインフルエンザの予防接種をして診察は終了。

息子くんを病院に連れていき薬を処方され、これからは自分だけでなく子供の体調管理もしていくんやなぁ…と改めて実感。

とはいえ、自分の体が元気でないと子供の世話はできないので、まずはますます自分の体調管理をしっかりせねば！！と身が引き締まる思いでした。

寒くなり、空気も乾燥し、今後風邪やインフルエンザが流行る季節。
皆さまも身体を温めて、疲れを残さないよう休養し、体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいね。

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【ビタミンK 補足】

育児書等にビタミンKの記載をあまり見かけなかったのでご参考に少しご紹介。

・ビタミンKは、血液を固めるのに必要。母乳育児の場合、母乳には含有量が十分とは限らず、新生児は摂取量が不足する可能性がある。不足が続くと頭蓋内出血(頭の中で出血)を起こす恐れ有り。

・従来は、生後すぐ、生後１週間、生後1ヶ月の計3回ビタミンKを投与していたが、最近は予防をより確実にすべく、生後3ヶ月まで週1回投与する方がよいとされている(日本小児科学会が2010年にガイドラインを改定)。

・ケイツーシロップ0.2% 1mlの場合、白湯で10倍に薄めて飲ませる。
(シロップ1mlに9mlの白湯を足す)

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