食中毒について講演を行ってきました!!
こんばんは、成宮です(^ ^)
7月18日に近くの西今公民館で食中毒について講演を行ってきました(^ ^)まず初めに食中毒の原因について、食中毒には細菌・ウイルスに分かれていましてそれぞれ対策も変わっていきます。
細菌もウイルスも目には見えない小さなものです。細菌は温度や湿度などの条件がそろうと食べ物の中で増殖し、その食べ物を食べることにより食中毒を引き起こします。一方、ウイルスは低温や乾燥した環境中で長く生存します。ウイルスは、細菌のように食べ物の中では増殖しませんが、食べ物を通じて体内に入ると、人の腸管内で増殖し、食中毒を引き起こします。
細菌が原因となる食中毒は夏場(6月~8月)に多く発生しています。その原因となる細菌の代表的なものは、腸管出血性大腸菌(O157、O111など)やカンピロバクター、サルモネラ属菌などです。食中毒を引き起こす細菌の多くは、室温(約20℃)で活発に増殖し始め、人間や動物の体温ぐらいの温度で増殖のスピードが最も速くなります。例えば、O157やO111などの場合は、7~8℃ぐらいから増殖し始め、35~40℃で最も増殖が活発になります。また、細菌の多くは湿気を好むため、気温が高くなり始め、湿度も高くなる梅雨時には、細菌による食中毒が増えます。
一方、低温や乾燥した環境中で長く生存するウイルスが原因となる食中毒は冬場(11月~3月)に多く発生しています。食中毒の原因となる代表的なウイルスであるノロウイルスは、調理者から食品を介して感染する場合が多く、ほかに二枚貝に潜んでいることもあります。ノロウイルスによる食中毒は、大規模化することが多く、年間の食中毒患者数の5割以上を占めています。
食中毒を予防するには、気をつけるべき「3つの原則」があります。
①つけない!
食中毒を起こさないためには、食中毒の原因となる細菌やウイルス、有害物質などを食品や調調理器具につけないことが大切です。
まず、手や調理器貝を清潔に保つこと。そして菌のついた食品からほかの食品への二次感染を防ぐため、包丁やまな板は水で流して乾いたふきんで拭き、ふきんは頻繁に水洗いするようにしてください。
②増やさない!
この時期は、屋外だけでなく、屋内も高温多湿になりがちです。食品は室温で置いておかず、冷蔵庫で管理するのがポイントです。とはいえ、冷蔵庫を過信しすぎるのも禁物。夏場は、冷蔵庫内の温度も上がりやすくなっています。冷蔵庫の扉の頻繁な開閉、食品のつめこみ過ぎに注意しましょう。
③殺菌する!
梅雨時には、生ものをできるだけ控え、加熱したものを食べるようにしましょう。また、調理器具も熱湯消毒してから使用してください。
なお、冷凍・冷蔵による殺菌効果は期待できません。保存した食品は早めに、再加熱して食べるようにしましょう。
そのほかには、肉・魚・野菜などの食材は別々に保存し、調理のさいには別々に洗う。臭いや傷みが気になる食品は口にしない、なども食中毒予防のための重要ポイントです。
などについてお話ししました!皆さんも食中毒にならない為にも、予防や対策を行っていきましょう(^ ^)