令和2年11月当番医

11月1日:花牟礼病院・南洲整形
  3日:さゆりクリニック・ふくもと整形
  8日:丸田病院・ふじいクリニック
  15日:宮之原循環器・しもむぎ耳鼻科
  22日:市来内科・いとう耳鼻咽喉科
  23日:牧野医院・まきのせ泌尿器科
  29日:串木野内科・春田クリニック


【コロナうつ”対策に役立つ5つの生活術】
<1>睡眠

・毎日、同じ時間に寝起きして、一貫した睡眠リズムを維持しましょう。いつも同じ時刻に起床することは、体内時計の安定に最も重要です。必ずしも無理に朝型にする必要はなく、朝型か夜型どちらでもよいので、毎日、自分に合った一定のリズムで寝起きすることが大切です。

・起床後すぐの朝日浴は、必ずしも睡眠に効果的とは限りません。朝日浴は、夜型になりやすい若者タイプの不眠には効果的ですが、高齢者に多い“寝つくのはすぐだけど、目覚めが早すぎて困る”といったタイプの不眠では、かえって逆効果になることが少なくないということが行動科学では常識となっていますので注意が必要です。

・日中の昼寝(特に、午後遅く)は「夜の睡眠を食べる」と言われるほどなので、できるだけ避けましょう。どうしても昼寝が必要だとしても、長くても30分以内に収めましょう。昼寝直前に、紅茶やコーヒーなどカフェイン入りの飲み物を摂ると、昼寝が長引かないという裏技もあります。

・夜間に明るい光(特にブルーライト)を浴びるのは避けましょう。パソコンやスマホの画面も含まれます。ブルーライトは、睡眠に不可欠なホルモン(メラトニン)を減らしてしまいます。

<2>食事

毎日、同じ時間に食事をしましょう。食事の刺激は体内時計を正常化させます。とりわけ、朝食は大切です。食欲がなくても時間が来たら少量で良いので何かを口にしましょう。

アルコールも体内時計を狂わせるので、お酒の飲み方は要注意です。寝酒は、寝つきが少しましになったような気にはなれても、睡眠の深さが失われるので、睡眠薬代わりのお酒は厳禁です!また、昼酒や飲み過ぎといった悪いお酒の習慣は、うつの原因になることも示されています。

<3>運動

毎日、運動をしましょう。できれば、同じ時間帯で。散歩などは気分転換にもなりますので、3密を避けて一日一回は外に出てからだを動かしましょう。ただし、急に運動し過ぎると、けがの原因にもなりますし、かえって免疫力が下がるという研究すらあるのでマイペースを大切に。

4つ目、5つ目の対策は次回投稿いたします。