ストーマ研修会

3月8日おはようございます。
昨日はさくら公園薬局がお休みだったため朝から日田の方に行ってきました。

日曜の休日当番の人は異なりインフルエンザの方は少なかったです。

夕方からは宗像薬剤師会にて在宅関係の勉強会があったため早目に日田を後にしました。

訪問看護ステーションの看護士のAさんが講師をしていただき、テーマはストーマについてのお話しでした。

ストーマってご存知でしょうか?
私たち調剤薬局に勤めている薬剤師ではなかなか見ることがないのですが、人工肛門・人工膀胱のことです。

ストーマにもいろいろとタイプや設置場所に違いがあることや場所によって排泄物の性状に違いがあること、取り替え時の注意点や排せつ物の処理の仕方などなど書ききれないくらいの眼からウロコのお話ばかりでした。

一番問題は皮膚炎を起こしやすいということです。
取り替え時は特に注意が必要で少しでも汚れがあると皮膚炎を起こしてしまうとのことで、オシッコが一滴でも落ちてしまったら初めから洗いなおして乾燥させて取り付けと大変手間のかかる作業であることを知りました。

昨日はB先生が見本となりツーピース型のストーマを実際に取り付けてもらう練習をしたのですが、つけ方を教わってもなかなか装着することができず最後はAさんに装着してもらっていました。

私たちの年代でもなかなか難しいものをお年寄りやさらには独居の方になるとこれは大変なことで訪問看護師さんたちの必要性を改めて考えさせられました。

4月から介護保険も改定がありヘルパーさんたちができることが増えるようにはなるのですが問題点も多く、できれば助かるのですがなかなか思うようにはいかないのでは・・・?とのことです。

薬剤師が取り付けなどお手伝いすることは今のところないかもしれないですが、オストメイト(ストーマ造設者)の方も現在も増えているそうで、オストメイトの方や家族の方からの相談や注文などもこれからでてくるかもしれないので知りませんではすまない時代になりそうですね。