分包機

6月7日おはようございます。
薬局で長年頑張ってくれている分包機の調子がいよいよ悪くなってきているのもあり、昨日は那珂にある湯山製作所のショールームにお邪魔してきました。

朝一うかがう予定だったのですが、急用が入り少し遅れて到着したにもかかわらず丁寧にお迎えしていただけました。

現在使用している分包機はVマス型と言って粉薬を素早く作るのには適しているのですが、ヘラで粉薬をならすので1包あたりの誤差が多少でることがあるのと(許容範囲を超す物は作り直します)微量の粉薬だけではヘラでならせないのもあって不便なところもあります。

今回主に見学させてもらったのは円盤式の分包機です。

最近新しく発売されたばかりで小型化されたMini-R45です!

今まで使っていた分包機よりも幅が小さくもなっていてホッパーも2か所ついているすぐれもの!

円盤のいいところは何と言っても正確さ。

当薬局では耳鼻科以外に広域病院の小さなお子さんのお薬を準備することもありますが、量の調節が難しい薬だったり、もともとが微量な薬などもあって調剤する時は慎重に作っていますが円盤式になればだいぶ楽に作ることができるようになります。

インクリボン、分包紙のセットも以前のものより簡単です。

お手入れもあちこちが簡単に開くことができるようになっていて隅々まで細かく掃除することができるようになっていました。

こまめな掃除をすることで寿命も長くすることができるのでこれもポイントですね。

・・・でもやっぱり気になるのはスピード。

正確に作ることが1番ですがお待たせさせないことも大事なことです。

通常の薬をつくるのであれば断然Vマスの方が早くどちらを選ぶかが悩みどころです・・・。

あと金額もね!

今回はそれ以外にも使っている分包紙の話や印字の話等も聞かせてもらい、他にも色々考えるとこがでてきています。

患者さんにとってためになることを考えて、どうしようか決めようと思います。

昨日は急なお願いを聞いていただいて湯山の皆さんありがとうございました!

湯山製作所
http://www.yuyama.co.jp/