むーみんネット 在宅医療シンポジウム

2月25日おはようございます。

土曜日は福津市の「ふくとぴあ」で開催された在宅医療シンポジウムに参加してきました。

土曜の午後とあってそんなに来ないかな?と思っていたんですが、椅子が足りなくなり立ち見がでるくらい集まり、200名以上の方が来られていたようで在宅医療について関心が深まっていそうです。

第一部は中間市にある通谷メンタルクリニックの医院長であり作家でもある森山成彬先生(作家としてのペンネームは帚木蓬生)の実体験を基にした「私の白血病」をテーマに講演していただきました。

院内で定期検診としていた血液検査でたまたま検査値の異常がみつかり、急性骨髄性白血病で有ることが発見され急遽入院から半年間ほどの入院を経て現在に至るそうで現在も毎日1日4枚の原稿を書く作家活動も続け大変バイタリティあふれる先生でした。

話もかなり脱線しながらではありましたが飽きの来ないお話で、最後は時間の関係上無理やり終わらせた感じでしたが盛況のうちに終了しました。

恥かしながら今まで先生のことをよく知らず本も読んだことがなかったのですが、機会があれば是非読ませていただきたいと思います。

第二部はパネルディスカッションとして各部門のパネラーからの講演です。

まずは福津市で開業されている「しば田クリニック」院長の柴田順二先生から在宅医療についてのお話がありました。

一昨年は初めて在宅の患者さんを受け持つことができ試行錯誤しながら対応させていただきましたが、その患者さんの担当医が柴田先生でした。

これから在宅医療が必要になってこられる方たちにもわかりやすい説明でした。

続いては医師会病院の緩和ケア認定看護師の方からの実際の介護体験のお話でこれも聞きたかったのですが・・・時間の関係で席を後にして薬局へ戻りました。

在宅医療といってもどういうものなのかよくわからない方も多くいると思います。

宗像は在宅医療のモデル地区で薬剤師会でも力を入れて活動しています。

患者さんの中で相談がある方や興味のある方は薬局でもかまいませんのでご相談下さい。


通谷メンタルクリニック 森山成彬先生
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