大人の社会科見学 ~沢井製薬九州工場~

10月3日おはようございます。

昨日は宗像地区に来ている実習生をひきつれて、社会科見学のため一日かけてあちこちでかけてきました。

まずはここ、さくら公園薬局に朝の8:30に集合です。

最初の目的地は飯塚市にあるジェネリック医薬品を取り扱っている沢井製薬九州工場の工場見学です!!

工場へ着くとまずはみんなで挨拶を交わして九州工場の説明、それからビデオ鑑賞をして工場見学へ。

平日ともあって、通常通り工場が動いている中で見学ができより実感がわきます!

九州工場では錠剤・粒剤・カプセル剤・外用剤・注射剤を産生されています。

歴史も長く工場が建ったのはかれこれ30年以上前の1981年。

それから5回増築し(改築は何度か忘れましたが)今の工場になっているそうです。

工場内を1時間少しかけて全エリアの説明をしていただき、私も含めて大変勉強になりました。

作っている物、作業している内容によってそれぞれのエリアでクリーン度に違いがあり、特に注射剤を産生しているエリアでは無菌状態になっています。

停電してしまった時には自家発電機も敷地内に備えられていて無菌室を無菌状態のまま保てるようにもなっているそうです。

工場内には溶出試験検査をしている場所もあり学生時代にみた液体クロマトグラフィで異常がないか品質の管理にも徹底していることが確認できました。

最後に会議室へ戻って学生さんたちからの質疑応答にも丁寧に答えてくれました。

学生のみんなにも自分たちが取り扱う薬がどのようにしてできているのか?どのようにして管理されているのか?を目で見ることができ確実にプラスになったと思います。

彼女たちはまだ学生ですが、これから二年後には薬剤師になり、その後管理薬剤師になって行くと思います。

ジェネリック医薬品の選定をする時に昨日の経験が選定の基準の一つになる日が来るかもしれませんね。

工場見学が終わったのがちょうどお昼前で、それから近くで食事をとって次の目的地へと移動していくのでした。

つづく


沢井製薬
http://www.sawai.co.jp/index.html