大人の社会科見学 ~翔薬 SILC~

10月4日おはようございます。

お昼ごはんを食べた後は福岡県八女郡にある翔薬さんの物流センターSILC(Shouyaku Innovative Logistics Center)で見学です。

高速道路からも広川インターのところでチラっと見えるのが九州全域の医薬品の在庫を管轄する物流センターです。

さすがに九州全域の在庫を取り扱っているだけあって広いこと広いこと・・・。

3階建ての建物ですが通常の建物にすると5階建てくらいの高さになるそうです!!

工場内は通常業務中なため説明をしてくれる案内の方の声が聞き取りやすくなるように専用のイヤホンを耳にかけセンター内を移動です。

製薬会社から搬入された医薬品を自動的にレーンで振り分け必要な場所に保管し、コンピュータ制御された自動倉庫から出し入れされる風景はSFチックで感動的です!

出荷される薬は医薬品の専門職でない方でも棚が光って場所を教えてくれて、端末機とバーコードを照らし合わせ間違いがないか?確認して取り出せるようになっています(もちろん初心者にはトレーニングルームが専用にあり訓練を受けてから実際に勤務されるそうです)。

管理が厳しい向精神薬や毒薬の保管ルームには虹彩認証システムが導入され登録された方しか中に入れないようになっています(実際に学生たちにも試してもらいましたが、もちろん認証されませんでした)。

品質の管理も一定の温度が保てるようになっていて冷所のもの等は専用に保管庫に置かれていて-20度の冷凍庫?も体験してきました。

最終的に注文した商品がオリコンに入った状態で各営業所別に出荷シューターで振り分けられるようになっています。

一通りセンター内を見学させていただいた後は会議室での質疑応答。

私も普段疑問に思っていたこと等質問させていただきました。

卸としての安定供給・品質管理をいかに大切にしているかすごく伝わってくることができました。

最後に一番宗像地区で利用している古賀にある翔薬さんの営業所を見学です。

物流センターで医療用麻薬も管理をしているのかと思っていましたが、よく話を聞くと医療用麻薬は県をまたいでやり取りができないので基本的には各営業所で管理してもらうようになっているそうです。

古賀の営業所は福津から移転してきてまだ何年たったかくらいなのですが、麻薬金庫もルパン三世の銀行に出てくるような立派な金庫が設置されていました!

薬局で患者さんに問題なくお薬をお渡しできるのは製薬メーカーさん、担当MRさん、工場で働くみなさん、卸さん、担当MSさん、営業所のみなさん、センターで働かれるみなさんの協力があってからこそ成り立っていることをきちんと理解してこれからの業務に取り組んでくれたらいいなと思います。

沢井製薬のみなさん、翔薬のみなさん本当にありがとうございました!

株式会社 翔薬
http://www.shoyaku.com/index.html